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モリモリSANDA「対談:地域創生アドバイザー」平成29年5月3日放送

地元FM局・ハニーFM(82.2MHz)に三田市長が出演し、まちづくりについて話す広報番組「モリモリSANDA(サンダ)」。 毎月第1水曜日の18時から18時20分と同週土曜日の10時から10時20分(再放送)に放送していますので、 ぜひお聴きください。  

 

 

本日のテーマ:地域創生アドバイザー

毎月第1水曜日に放送しております「モリモリSANDA」。森哲男三田市長から三田市の魅力をお届けする番組です。3か月に1回程度、お客様をお招きして対談形式でお届けしています。

今回の対談は、三田市の地域創生アドバイザーの星(ほし)エリさんにお越しいただき「三田市における創業支援・産業振興」をテーマにお話しいただきます。星さんは、アメリカのニューメキシコ大学において、長らく創業支援や産業振興に携わっておられ、昨年10月に三田市の政策的課題などに専門的な立場から助言を行う、地域創生アドバイザーに就任されています。

住宅都市から生活・産業都市へ

森市長 星さんには、地域創生懇話会でアドバイスをいただいたり、学生によるまちづくり提案発表会においてコメンテーターとして経済活性化に関する意見をいただいたりしています。三田市が住宅都市から活気あふれる生活・産業都市へと転換を進めていくにあたって欠くことのできないキーパーソンです。
星さんは、大学の持つ技術をベンチャービジネスにつなげるプロジェクトの、マネージャーを務めてこられました。今日は、経験に基づく貴重なアドバイスをたくさん頂けると期待しています。
星さん、地域創生アドバイザーに就任いただいて約半年が立ちましたが、三田市の印象はいかがですか。

星さん 三田市は都心から少し離れたベッドタウンという印象を持っていましたが、自然豊かで、桜もきれいで、とても住みやすそうなまちだという印象です。大規模な商業施設も近くにあり、とても楽しそうなまちですね。

生活・産業都市への転換の背景

森市長 三田市は、ニュータウン開発により、大阪や神戸の住宅都市として大きく成長してきました。しかし人口減少、少子高齢化といった社会情勢の変化から、成長するまちから成熟のまちへの本格的な転換を迎えようとしています。三田市を将来にわたって活力と賑わいのあるまちにするためには、地域経済の発展と活性化が不可欠です。年齢や性別等に関係なく、誰もがいきいきと働けるまちにするためのしくみを市民の皆様と一緒に作りあげたいと思っています。 

三田市の現状

森市長 工業では、製造業を中心とした大規模工業団地が広域交通ネットワークの結節点に位置しているという利点もあり、地域経済の拠点のひとつです。三田市の製造品出荷額は、阪神地域では尼崎市、伊丹市に次ぐ規模となっています。
商業では、事業所の割合として、卸・小売業が最も多く約25%を占め、続いて宿泊業・飲食サービス業の割合が多くなっています。商環境の変化や高齢化による後継者難などにより、既存商店街等の衰退が進んでいます。
また三田では、農業が盛んで、農業振興地域が、三田市の面積の20%を超えているなど、阪神地域でも最も農業が活発な地域のひとつです。

三田市の課題

森市長 工業では、北摂三田第二テクノパークへの事業所誘致、生産・流通機能の促進が課題です。
創業支援では、職業能力向上の機会、制度の利用が少なく、また就労支援としては、求職者の属性やライフスタイルに即した支援体制の充実が必要です。
ニュータウンを中心に多くいる、豊かな職業経験を有する元気なシニアの方にもっと活躍していただきたいと思っています。
農業では、農産物(食)を活かしたビジネス(6次産業化)の推進が課題だと考えています。
それ以外にも地元にある関西学院大学 理工学部と連携しながら産業の振興を行うことも重要な課題だと認識しています。
今紹介したような現状や課題を踏まえ、三田市の特性を活かした地域経済の活性化を進めたいと思っています。
アメリカと日本とでは制度面をはじめ様々な違いはあると思いますが、ニューメキシコの産業振興の取り組みで、三田市でも参考になるような取り組みはありますか。また星さんのご経験から、三田市にはどのような産業振興策が効果的と思われますか。

星さん アメリカと日本とでは、文化や制度の差という大きな違いがありますが、現在ニューメキシコ州では、積極的に地域イノベーションを基にしたエコシステム(好循環)を形成し、地方大学や研究所の科学技術や学生・市民の方のアイデアを基に創業を促進する経済発展のための基盤をつくるような産学官連携のプロジェクトを進めております。三田市にも関西学院大学 理工学部がありますので、このような強みを生かして産学官連携のパートナーシップを組んでいくことが産業振興につながるのではないかと思います。
三田市の課題の一つである創業支援を実現していくためには、関西学院大学の三田キャンパスとの連携(官と学との連携)と、豊かな経験を有するシニア人材層との連携(民と官との連携)で三田市をあげてイノベーションのエコシステムを形成していくことで創業が促進されます。その中で、人材の交流や育成、ひいては経済の活性化につながるのではないかと思います。

生活・産業都市転換に向けての具体的な取り組み

森市長 三田市では平成29年度、生活・産業都市への転換に向けて、様々な取り組みを行っています。その取り組みをいくつか紹介させていただきます。
まず、企業誘致ですが、特に北摂三田第二テクノパークへの企業立地を進めていきたいと思っています。現在、立地予定を含む第二テクノパークの進出企業数は10社(内 操業6社)ですが、まだ空き区画が約40%ありますので、先進的な企業の誘致を進めていきたいと思っています。
次に、三田のまちの賑わい創出ですが、空き店舗を利用した魅力ある商店街づくりを進めていきたいと思っています。平成29年度は、三田市空き店舗リニューアル創業支援補助金を設けました。創業支援事業計画に基づく支援事業を受けた創業者が、市内商店街等の空き店舗を利用して創業を行う場合に必要な経費を助成する制度です。
創業支援については、創業支援事業計画が平成28年10月からスタートしています。創業を考えている人への啓発・促進、創業に関する情報提供を行う創業支援セミナーや、創業者のつながりをつくるための「創業つながりカフェ」を開き、創業者や事業者、地域の方々が気軽に話せる場の提供などを行っています。また、創業希望者への総合的な相談窓口を市役所内に開設し、商工会、地域金融機関等と連携しながら様々な創業時の課題を解決するためのサポートをしています。
さらに、三田市の産業振興を中長期的に考えるための、三田市産業振興戦略を策定したいと考えており、三田市産業創造戦略懇話会を設置し議論を進めたいと思っています。星さんにもぜひメンバーに加わっていただき、積極的な議論を進めたいと思っています。
星さんは、平成29年度の三田市の取り組みをお聞きになられて、どのような感想をお持ちでしょうか。

星さん 三田市産業創造戦略懇話会のメンバーとして参加できることとても楽しみにしております。私がこの創業支援にかかわってからまだ半年なのですが、森市長のリーダーシップで、スピーディに支援制度や補助金制度、助成政策を講じておられとても素晴らしいと思っております。若い方々に創業セミナーやつながりカフェでの出会いを大切に、刺激をうけ、チャレンジしてみたいといった思いを少しでも得ていただければ、創業の機会につながっていくのかなと思っています。
従来の伝統的な産業誘致や企業誘致だけではなく、創業支援するような組織を誘致したり、国内だけではなく海外からの企業や産業を積極的に誘致したりすることもこれからは必要になっていくのではないでしょうか。

若者の定住促進と創業の機運を高めるために

森市長 日本では、アメリカほど創業支援が定着していませんが、若者の定住促進のためにも必要だと考え、「若者の働く場づくり」にも力を入れています。関西学院大学をはじめ、豊富な高等教育機関と連携し、地域人材の活用を図りながら、ベンチャーやコミュニティビジネスによる創業を支援したいと思っています。そのきっかけのひとつとして、市内の教育機関で学ぶ学生同士や市民が交流し、学生などの意見や提案がまちづくりの参加につながっていくよう仕組み作りを行っています。
例えば昨年から、地域の課題を解決するためのアイデアを学生の視点で提案してもらう、学生のまちづくりワークショップを開催しています。提案発表会には、星さんにもコメンテーターとして出席してもらいましたが、発表をお聞きになられていかがでしたか。

星さん
若い学生の皆さんが、三田市が直面している課題に対して柔軟な新しい発想力でいろいろなアイデアを提案していたので、楽しく発表を聞くことができました。特に生き生きと楽しそうに市長の前で、プレゼンテーションされていたのが印象的で、自信を持って発表していたのがとてもよかったです。
いろいろな大学から集まった学生が、チームになって課題に取り組んだことはとてもよかったと思います。実際に市長や職員の前で発表できる機会は、社会に出た後も役に立つ経験になったと思います。
実際に今、社会で起きている問題や課題を解決していくための、企業家の人たちも海外にとても増えてきています。このような学生ワークショップを通じて、若者が実際に創業につながっていくとよいと思います。

森市長 
私も発表会を楽しみにしている反面、心配でしたが、それを吹き飛ばすような、すばらしい、そして現実的な提案をいただきました。今年度、市がサポートする形で、3つあった提案を実現するためのプロジェクトチームを学生の方々に組んでいただいています。
10年後、20年後に主役となって活躍するのは、今の若者たちです。これからの三田市の未来を担っていく若い方々のチャレンジを支援していきたいと思っていますが、創業というと難しいイメージがあるように思います。きっかけやチャンスがないと一歩踏み出せない人も多いと思いますが、「チャレンジ意識」を持ってもらうために必要なことはなんでしょうか?

星さん 一番大事なのは失敗してもいいと教えることだと思います。失敗を恐れずにやってみようという意識を持つためには、政府や地方自治体がチャレンジをする場を与えることが必要だと思います。まちおこしのためにも、若者のあふれる活気があるまちをつくっていくためにも、新しいことにチャレンジしようという気持ちが起こるような、チャンスを見たり聞いたり触れたりするような機会を与えていくのがとても大事だと思います。
私がアメリカに行こうと思ったのも、今の上司の講演を聞いたのがきっかけとなりました。人生を変えるようなワークショップや講演会やセミナーに若い人たちが触れられるような場があればいいと思います。

対談を終えて

星さん 森市長のリーダーシップのもと、本当にいろいろな政策が進んでいますので、三田市の方は本当にラッキーだと思います。制度を活用して、学生の皆さんも新しいことにチャレンジしていただけたらと思います。

森市長 この対談で印象に残ったのは、失敗をしてもチャレンジをしていくという風土がアメリカではあるということ。日本ではまだ定着していないので、少しでも三田市から変えていくという気持ちを持って、若者、元気なシニアが、失敗を恐れずいろいろなことにチャレンジするまちづくりを、産業振興を通じて一歩一歩進めていきたいと思います。      

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  地域戦略室秘書広報課広報係

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